セブンスカイズは小規模ながら、コンサルタントの以下の特徴を活かし、航空業界のお客様を支援しております。
- 航空業界での実務経験
- グローバル環境(異文化・異言語)での実務経験
IT化の企画 – 企画段階では、プロジェクトの実現性・実効性の評価が必要になります。コストの算出においては、ITベンダーにRFI(Request for Information)、RFP(Request for Proposal)等を提示し、提案を求めたり、簡単なFit & Gap作業を実施することが多くあります。航空関連のソリューションは、海外のベンダーが多く提供しています。それらベンダーとのやりとりを、意思疎通を図りながら理解の齟齬が発生しないように進めていくことが肝要です。当社は、RFI/RFP作成の代行業務、提案受領後のQ&Aの実施、複数提案の評価などを通して、お客様を支援しております。
プロジェクトの立ち上げ –プロジェクトの進捗管理、リスク・課題管理、コミュケーション・プランなど、プロジェクト管理上必要な要素は同じですが、グローバル環境では異文化コミュニケ―ションにおいて「ずれ」が発生しがちな点を予測し織り込んで、プロジェクトの計画を作る必要があります。
- プロジェクトのスケジュール、コスト、品質のゴールの確認
- 前提事項の合意
- SOWの詳細確認
- 成果物や定例報告に求める内容、粒度、提出タイミング
- ウォーターフォールの場合はExit Criteriaの事前合意
以上の様な点は、一旦プロジェクトが動き始めた後に検討したり、修正したりすることは困難です。問題を抱えたグローバル・プロジェクトでは、これらの点が最初に明確になっていなことに理由があるケースが散見されます。当社の持つ豊富な経験で、お客様を支援いたします。
プロジェクトの実施 – 例として、グローバル・プロジェクトで意思疎通が困難なパターンを挙げます。
・パワーポイントで要件を提示する
一見分かりやすそうでもあり、これを否定するものではありません。ありがちな問題は、「パワーポイントなので、全てを詰め込もうとしてしまい、肝心の伝えたいことが伝わらない」「ページとページの論理的なつながりが分かりづらい」「前提事項がはっきりしない」など、文章で表現できればはっきりすることが明確にならず、一方、受け手もパワーポイントなので、なんとなくわかった気になってしまうという点です。基本的に文章で表現できる点はワード等の文章で作成し、どうしても必要なところに図を加える方が推奨されます。
・表計算ソフト等を使って、詳細・緻密な課題管理表を作る
これもうまくいく場合は否定しません。発生しがちな問題は、課題の分類、対応予定時期、担当部門、担当者、現在のステータス等々、入力項目をどんどん追加していき、右に大きくスクロールしないと全体が確認できないような表を作ってしまう事例です。海外社は必要最低限の文化に慣れ親しんでいることが多く、このような表を大量につくってみても、全ての項目が埋まらないということは多くあります。異文化に根差すこのような事例を、事務的観点のみで「全部入れるように」等プロジェクト会議、ことによってはステアリング会議等で申し入れる事例を見ますが、その時点ですでに互いにズレが生じてしまっています。
以上のような点は、マニュアル化できる領域ではなく、弊社がプロジェクトの現場に入り、業界を深く理解したうえで海外ベンダーと相互の意思疎通を図ることでお手伝い可能なポイントです。 ご興味をお持ちいただけましたら是非こちらからお問い合わせください。