2023年がスタートし既に数週間が経過しました。世の中がイノベーション、トランスフォーメーションを渇望する時代にいることを改めて実感する一方で、私たちは一体どこへ向かっているのか、方向感の乏しい世界に突入したことも感じています。長きにわたって社会課題の解決手段であったグローバリゼーションが新たな対立の火種を生み、人口減少が避けられない社会にあっても「成長」と「競争」が共同体や組織の普遍の責任であり、イノベーションを叫ぶ社会で安定を指向する若者が増えているなど、例に事欠きませんが、これから私たちはこうした矛盾にどう立ち向かっていくのでしょうか。AIやメタバースのような新しいテクノロジーも然ることながら、こうした社会課題の解決につながる、社会システム自体のイノベーションが待ったなしの時代に直面したのかもしれません。お蔭様で当社は創立18年目に突入しました。私たちセブンスカイズの使命は何なのか、もう一度私たちがやるべきことをしっかり見つめ直し、方向感を定める必要があると思います。人材獲得においては大変厳しい時代が続くと思われますが、チャレンジなくして組織の存続は有りません。
社会の辿り着くべき先を案内してくれるGPSはありませんが、私たちが踏み出す足には必ず方向があります。よく考えるだけでなく、よく行動することで進むべき道を切り拓いていく所存です。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年も社員一同お客様のプロジェクトを全力でお支えする所存ですので、引き続きのご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役 上甲哲也